しょげ(うつ)病になって学んだこと ②
前回のブログの続き
他にも しょげ病になって 学んだことが
いくつかあります。
頑張りたい、という気持ちは
意思でないこと が身をもって学びました。
自然に沸いてくるものなんですね。
「頑張らなきゃ」
って思ってる時っていくら
頑張ろうとしても力が出ない時があります。
だから
「頑張らなきゃ」
と思ったときは 逆にゆっくり休んだり
一旦 頑張ることを 辞めてみるようにしてます。
時間がかかっても自然に
「やってみようかな。」
という気になる日が来ると わかりました。
一つ私の中で言えるのは
「やらなきゃ!頑張らなきゃ!」
という気持ちの時より
楽しんでる時に出る
パワーの方が圧倒的だと言うことです。
また、病院の先生が
言ってくれた言葉で ずっと忘れられない
言葉があります。
「薬より 誰かを大切に思う気持ち、
嬉しい、楽しいと思う気持ちの方が
圧倒的に 心の病に効く」
個人的にとてもとても
心に響きました。
治そう!と頑張ることより
楽しい気持ちを見つけることに
意識を向けたい と思いました。
また、しょげ病になる前は
反省日記を書いてましたが
褒め日記に変えました。
日々の反省をしすぎて
自己肯定感がが大きく失われていたのですが
自分を責める傾向のある人は
自分を自分で誉めることは
心に とても大切だと学んだのです。
今でも 意識して自分をほめるようにしてます。
・車の運転できない、けど電車は乗れる。
・方向音痴すぎるし地図もよめない、けど人にに尋ねることはできる。
・服のセンスはない、けど笑顔はある。
自分に無いものよりある物に目を向けるように意識してます。
…やっぱり 未だに難しいですが😱
また、他にも しょげ病という心の病を経験したことで
変化が起きたことがあります。
・前より 人の痛みを想像して 思いやれるようになった。
…自分が絶望とどん底を見ているので
周りの人が辛そうな時に どういう言葉をかけたらいいか、どういう言葉をかけられたら辛いか、前以上に深く考えられるようになりました。
その結果心が疲れた友人が 頼りにしてくれることが増えました。
それは私の強みだと思っています。
・きれいな景色や 小さなことに前以上に感動するようになった。
…特に 精神科の閉鎖病棟から退院した後は
些細なことに感動しっぱなしでした。
空がきれい、
お花きれい、
食べ物がおいしい…
そんな一見当たり前のことで
泣けてしまいました。
しょげ病に
もう一度戻りたいかと言ったら
もう二度と戻りたくありません。
それ位 本当に辛かった😢
だけど、
気づきや 学びも確かにありました。
これからは 心が
壊れてしまう前に
気づいたことや学んだことを
活かせていければいいな、
と思います。