診断までの振り返り④〜社会人に。そして診断へ〜
さて、いよいよ社会人になりました。
引き続き振り返ります。
ー社会人ー
晴れて 調理職に就職し、
社会人になったものの。
連日の発注ミス。
何度も食材をひっくり返す。
絶えない火傷と切り傷。
当然 毎日毎日怒られました。
人より早く出勤して
人より多く残業して(無給で)
どんなに頑張っても
どんなにメモしても
どんなに反省しても
後から入ってきたバイトの子に
仕事の上達で抜かれるなんて
ザラでした。
周りも
一生懸命やってるのに なんで?
と首を傾げてました。
今考えれば
咄嗟の状況判断 や
段取り が苦手で
目から入ってきたものを操作する
知覚統合能力
が低い 私に調理職は 本当に向いてなかったんだと思います😭
だけど唯一評価されていたことが。
オープンキッチンのレストランだったので
「調理場での声出し」 と
「お客様に向ける笑顔」
を徹底したところアルバイト時代同様に
評価してもらいました。
その結果
「売り上げが上がるから」
という理由で お客様の呼び込みとして
入り口付近のポジションを
任されることが多かったです。
しかし、やはり 調理場の業務では
怒られる毎日。
次第に思い始めました。
「前から思ってたけど…
わたし、何かおかしい……!!??
◟( •ω• )◞💦」
そんな折に、
当時の調理場のパートさんに言われました。
「言おうか迷ったんだけどね
この間、テレビで片付けられ無い女の特集
やってたの見たら
どど太のことだと思ったの…」
‼️‼️
言いにくい中言ってれたその方に感謝です。
ADHDの特集だったようです。
思い当たる節がありすぎて
本屋さんに行き 書籍を読むと
自分のことを 書かれているみたいでした。
- 片付けられない
- ミスを繰り返す
- 時間を守るのが苦手
- 無くしものが多い …
そこで市役所に電話をして
発達障がいについて診断できる病院を
いくつか 紹介してもらいました。
紹介してもらった心療内科に行き、
wais-Ⅲ の知能検査
をした結果、
広汎性発達特性( PDD ) ・
注意欠陥多動性特性 ( ADHD )
の混合で グレーゾーンと診断されました。
(障がいのことを特性と書いています。
ブログトップ記事の"初めまして、スーパーで傘を差す女です" 参照)
初めまして、スーパーの中で傘を差したまま歩く女です。 - スーパーの中で傘を差したまま歩く女
何の発達特性か はっきりと見分けるのは
専門の方でも 非常に難しいようです。
私は どの要素も持ち合わせてる、
でも どの要素もグレーゾーンだ、
とのことでした。
発達特性について
以下で少し触れたいと思います。
広汎性発達特性(PDD) は、
社会性や対人関係・コミュニケーション能力などにまつわる発達特性らしいです。
注意欠陥多動性特性(ADHD)は、
不注意(集中力のなさ)、多動性(落ち着きのなさ)、衝動性(順番待ちができないなど)の3つの特性を中心とした発達特性のことを指すようです。
心から納得。
だから
なんども通った道も極端に覚えられなかったり
自動車免許の取得もあんなに苦労したのか…。
どんなに気をつけてても
空気読めない・天然すぎると 言われたり
仕事では 同じミスを繰り返しちゃって たのか…。
ああ、わたしの努力不足だけじゃなかったんだ...。
涙が出ました。
自分を肯定された気になりました。
でも、同時に
これから どう生きていこう…?
と いう課題に直面しました。